iPadのExcelでダブルクォーテーションが入力できない場合の対応方法

Excelで式の中にダブルクォーテーションを入力したい場合があります.例えば情報処理Aの教科書の例なら以下のようなものです.

=IF(A2="女性", 30, 0)

文字列を表すためのダブルクォーテーションです.しかし,iPadではこれを入力する際に自動的に向きのあるダブルクォーテーション(“”)に変わってしまい,下のようなエラーが表示されてしまいます.

「この数式には問題があります。」エラー

これはダブルクォーテーションが「”a”」ではなく「“a”」(上下に向きがあるダブルクォーテーション)になってしまうためです.同様に,シングルクォーテーション(アポストロフィ)「’」も「‘」「’」と上下に向きがでてしまいます.

これを避けるためには,設定>一般>キーボード>スマート句読点 をオフにする必要があります.

メールアプリなどではこの症状が出ないので,今後Excel側で対応する可能性もあるかもしれませんが,とりあえずこのスイッチはオフにしておくことがお勧めです.