iPadのExcelでダブルクォーテーションが入力できない場合の対応方法
Excelで式の中にダブルクォーテーションを入力したい場合があります.例えば情報処理Aの教科書の例なら以下のようなものです.
=IF(A2="女性", 30, 0)
文字列を表すためのダブルクォーテーションです.しかし,iPadではこれを入力する際に自動的に向きのあるダブルクォーテーション(“”)に変わってしまい,下のようなエラーが表示されてしまいます.
![](https://itec.nifs-k.ac.jp/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0047-1024x832.png)
これはダブルクォーテーションが「”a”」ではなく「“a”」(上下に向きがあるダブルクォーテーション)になってしまうためです.同様に,シングルクォーテーション(アポストロフィ)「’」も「‘」「’」と上下に向きがでてしまいます.
これを避けるためには,設定>一般>キーボード>スマート句読点 をオフにする必要があります.
![](https://itec.nifs-k.ac.jp/wp-content/uploads/2020/06/IMG_0046-1024x725.png)
メールアプリなどではこの症状が出ないので,今後Excel側で対応する可能性もあるかもしれませんが,とりあえずこのスイッチはオフにしておくことがお勧めです.