遅延再生
※2015/12/9現在、私のiPadでこのアプリが動作しなくなっています。ご注意ください。
第14回目の授業では、iPadを使った遅延再生のデモを行いました。
使用したアプリは「PastVid – 過去を映すビデオ」。 現在の価格240円です。
授業前の時間に教室の入り口に向けて設置しておき、PastVidを使って数十秒遅延させた画像を、教室全面のスクリーンに表示する、という方法でデモしました。教室に入って席に座り、「何かのビデオかな」と思って見ていると、そのうちに自分の姿が映し出される、という仕組みです。
ちょっと前までは、このような遅延再生って、割と苦労するか、お金をかけるかする必要がありました。例えば、私が担当していた公開講座ではDVDレコーダーを使ってカメラ映像を「追っかけ再生」させることによって遅延させていました。
それより前はPCを使って実現したり、数十万円くらいした専用ハードウェアを使ったり… 特に屋外の競技場では準備が大変でした。
でも現在ならiPadかiPhoneがあればわずか240円でできてしまうので驚きます。
一つだけ難点を挙げると、遅延時間がそれほど長くないところでしょうか。ただ、私のiPadだと最大50秒程度遅延できていました。古いiPadの頃は20秒未満だったような記憶も。デバイスの進化でこの点は解消されていくかもしれませんね。