鹿屋体育大学では2015年度入学生より一人一台のタブレットコンピューターを用いた教育や学習支援を実施してきました.2020年度以降はオンライン授業をはじめ,タブレットやパソコンなどの情報機器が頻繁に使われています.

 2023年度の入学生以降は所有していただく情報機器をノートパソコンなどから選択いただくことになりました.すでに所有する機器が必須要件を満たす場合には,新規に購入することなくその機器をそのまま継続して利用いただくことも可能です.

 スマートフォンでもいいのでは,と考える方もいらっしゃるかもしれません.しかし,授業などの学習活動においては,パソコンやタブレットなどの大きな画面の情報機器が必須となります.入学直後から機器を利用しますので,入学までに情報機器を必ずご準備いただきますようお願いします.

※2024/03/18追記:入学前にWindows PCやMacの設定をしていただいて構いません.新規購入時のセットアップの際は,卒業後の継続利用を考えて個人所有のアカウント(MicrosoftアカウントまたはApple ID)を作成するか,すでに所有するアカウントを使用していただいて構いません.

2024年度 入学生向け情報機器の必須要件

  1. 対角10インチ以上のディスプレイを有すること(スマートフォンは不可)
  2. 持ち運び可能な形状・重量であること(大学に持参できること)
  3. バッテリー駆動により利用可能であること
  4. 無線LAN(Wi-Fi)に接続できること
  5. キーボードを有すること(画面に表示されるキーボードを除く)
  6. カメラ・マイクが利用できること
  7. Cisco Webex, Zoom, Microsoft Teamsなどオンライン会議に参加できること
  8. サポート対象のOSが動作すること

注意! 古いWindowsやMac,iPadなどでサポートが切れている場合,セキュリティの問題で学内で使用できません。Windows10も2025年10月にサポート終了予定です。

必須要件を満たす機器の例

  • Windowsノートパソコン
  • Windowsタブレット+キーボード
  • Macコンピュータ
  • iPad+キーボード
  • Chromebook

※メーカのOSサポートが有効で,最新のOSが動作することを確認してください.
Cisco Webexテストサイトに接続し,オンラインミーティングに接続できることを確認してください.オンライン授業は主にWebexが利用されています.

ノートパソコンを新規購入する場合の推奨スペック

  • 【OS】 Windows 11, macOS Sonoma
  • 【CPU】Intel Core i5またはAMD Ryzen5以上, Apple M1, M2
  • 【メモリ】 8GB以上
  • 【記憶装置】256GB以上のSSD

※Microsoft Officeについて、在学中は無償で利用できるためプレインストールモデルを選ぶ必要はありません。
※Macでも構いませんが、大学の演習室ではWindowsパソコンを採用しており、授業等でWindowsを前提とすることも多くあります。初心者の場合はWindowsを選択することを推奨します。


推奨スペックを満たす機器としては以下のようなものがあります(一例です).

タブレットを新規購入する場合の推奨モデル

10.9インチiPad Wi-Fiモデル 64GB (第10世代)

Apple学生・教職員向けストア価格63,800円(税込み)

※キーボードは別途,購入する必要があります。
※データ通信回線契約は必要ありません。
※学年進行に伴い、パソコンを利用することも多くなりますので新規購入の場合は十分ご検討ください。現在タブレットを所有する場合は当面それを利用いただいても構いません。

貸与制度について

入学時に機器を用意するのが困難な場合,iPadを長期間(半年~)貸し出すことが可能です.詳しくは教務課までお問い合わせください.

2023年度入学生の状況

参考まで,昨年度の入学時における情報機器の所有状況をお知らせします.
(複数種別を所持する場合,複数選択されています)

機器種別人数(割合)
Windowsノートパソコン,Windowsタブレット103 (52%)
MacBook16 (8%)
iPad65 (33%)
その他12 (6%)
2023入学生の入学時所有機器

参考:

  • 鹿屋体育大学のパソコン室(情報処理演習室)ではWindowsパソコンを採用しており,授業ではWindowsを前提とした解説が行われます.そのため,初心者が新規に機器を購入する場合にはWindowsパソコンを推奨します.
  • 教員免許の取得を希望する場合,4年次に教育実習を行う必要があります.実習先となる中学校や高等学校ではWindowsのパソコンを使用されているケースが多いです.教員免許の取得を検討している方にもWindowsパソコンを推奨します.